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ジャッジメント(強く決めつけ反すること)

 

自分や他の人や物事をダメだ、至らない、嫌だと決めつけ、その存在を強く非難したり拒絶することがジャッジメントです。ジャッジメントのエネルギーは容認のエネルギーとは正反対です。それは現状をそのまま 「受け入れる」ことを否定し拒絶するものです。この意味で、自分や周りを直そうとしたり変えようとするのは、現状を至らないと決めつけるジャッジメントの反映です。ジャッジメントはあるがままの「今」に反することであり、わたしたちを即座に今この瞬間の意識から引き離します。このためそれを真に受けることなく否定もしないで、受け入れることで、ジャッジメントと正しい関係を持つことが、今この瞬間の意識(プレゼンス)に定着して真に目覚めるための鍵となります。

ジャッジメントの形成とその解放

他者のジャッジメントからの開放

ジャッジメントはする人の意識の状態を物語り、あなたとは関係がない;ジャッジメントを真に受けることで苦痛を感じる;ジャッジメントを真に受ける二つの理由:未だ無意識のウチに潜む自分自身へのジャッジメントがトリガーされる;自分を受け入れてもらいたいという要望があるからジャッジメントや拒絶に振り回させる

ジャッジメントからの解放

 Liberating Judgement

わたしたちの日常にジャッジメント(強い決めつけ・非難)は蔓延しています。しかしそれはわたしたちを今この瞬間から引き離し、個別の世界に留めます。これを解放するには何よりも今この瞬間の意識とそこから生じるの真の許容が必要です。ジャッジメントが浮かんでくると共にそれに気づき、時には大袈裟に遊び心を持ってそれを自覚し告白します。何よりも大切なのは、今この瞬間の意識(プレゼンス)に按じ、ジャッジメントに反せず、また追随もしないことです。

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